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宝塚映画製作所

開催概要

町の人からも映画ファンからも愛される手づくりの映画祭

今年のメインテーマは「谷崎潤一郎 没後50周年記念」です。

2000年にスタートした宝塚映画祭も今年で16回目。地域と文化を大切に想うたくさんの人に支えられ、町の人からも映画ファンからも愛される「手づくりの映画祭」を続けてくることができました。そして今年も、宝塚の町に映画があふれる7日間がやってきます。

今年の宝塚映画祭では、例年通り、地元の宝塚映画製作所で制作された往年の作品を上演するのはもちろんですが、今年しか出来ない企画として、谷崎潤一郎原作の映画を4本上演します。
なぜ谷崎映画の特集をするかといえば、阪神間に長く住み、阪神間を舞台にした名作をうみだした谷崎潤一郎が亡くなってから、50年という節目の年に当たるからです。

谷崎潤一郎は若い頃から映画が好きで、大正時代には映画製作に打ち込んだ時期もあり、最初の妻の妹で『痴人の愛』のモデルとなった少女を自作の映画に出演させています。また、元タカラジェンヌと結婚した美男俳優の岡田時彦とも親しく、彼が昭和9年に夙川でなくなった折には弔辞を読みましたし、その遺児に「岡田茉莉子」という芸名を付けたのも谷崎でした。

一方、谷崎作品はたくさん映画化されてきました。代表作の『細雪』や『春琴抄』は3度、『卍』と『刺青』は2度、ほかにも『痴人の愛』『鍵』『瘋癲老人日記』『台所太平記』『乱菊物語』…数え上げると切りがないほどです。
谷崎文学といえば「女性崇拝」が大きなモチーフとなるだけに、美人女優を活かしやすく、官能的な小説が多いため、娯楽性もあり、商業化に適しているということがあります。

阪神間でロケが行われた谷崎映画としては、芦屋を舞台とする『細雪』や、香櫨園の海岸で撮影された『猫と庄造と二人のをんな』などがあり、この2作は今回上演します。
時代劇の『お艶殺し』は、大正14年と昭和26年、2度映画化されました。前者は無声映画で、甲陽園にあった東亜キネマで製作されています。

 

今年もぜひ、私たちと一緒に宝塚映画祭を心ゆくまで楽しんでください。

正式名称

第十六回宝塚映画祭/Takarazuka Cinema Festival 2015

第十六回宝塚映画祭テーマ

会期

2015年11月21日(土)〜11月27日(金)

会場

宝塚シネ・ピピア

主催

宝塚映画祭実行委員会

共催

宝塚市、公益財団法人 宝塚市文化財団

協賛

鹿島建設、関西都市居住サービス

協力

東京国立近代美術館フィルムセンター 東京国立近代美術館フィルムセンター   蒲田映画祭 蒲田映画祭

あさひ高速印刷、アート・スクエア、 シネ・ピピア、エフエム宝塚、STUDIO KANON、デザインワークス・オンサイド、フォリオ

 

協賛企業・協賛団体

多くの企業・団体・個人の皆さまから協賛金のご協力をいただきました。宝塚映画祭実行委員会一同、心より感謝申し上げます。(50音順・敬称略)