オン・ザ・ロード

自由を夢見て、終らない旅へ。

ジャック・ケルアックの代表作にしてビート世代やヒッピーのバイブルとも呼ばれる小説『路上』を、「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督が映画化した青春ロード・ムービー。自由を求めてあてのない旅に出た主人公が体験するほろ苦くも輝かしい青春の日々が鮮烈に描かれる。

見どころは自由奔放な男に魅せられて、気持ちを開放していく主人公の移り変わりです。その自由さを表すような、素晴らしい映像と音楽で、主人公と同じ世界に浸る事ができます。主人公と夫婦の3人が笑い合い、時間を共有し、時には自分をさらけ出して深い所まで理解し合う様子には、共感できる方も多いはずです。段々と映画後半になるにつれ、そんな旅にも終わりが近付いてきます。最後は親友のような中になっている3人の別れの時間はとても感動的で、胸を打たれる事間違いなしの映画となっています。考えさせられる事も多い、奥の深い作品です。

映画「オン・ザ・ロード」 跡地より引用

制作
2012年 / アメリカ、フランス(ブロードメディア・スタジオ)
原作
ジャック・ケルアック
監督
ウォルター・サレス
出演
サム・ライリー、ギャレット・ヘドラント
フィルム
カラー / 139分 / BD

オフィシャルサイト : 映画「オン・ザ・ロード」 跡地

目的や成長をテーマにせず、よりあてどなく、ただただ旅と人間が面白い、という映画が正統派ロードムービーだと思うんだけど、これはまさにそう。状況や情景の流れ(構成)が見事で、人物も活き活きとしているので、ぼんやり観ているだけで楽しいし、食い入るように観てもまたとても深い。万人向け!

予告動画