猫と庄造と二人のをんな

一匹の雌猫に振り回される三人の男女の生態をユーモラスに描く。原作の舞台は阪神沿線の打出界隈。同じ阪神沿線で育った森繁久彌が怠け者の主人公を関西弁で好演。撮影は香櫨園海岸などで行われた 。 1956年度キネマ旬報ベストテン第4位。文豪・谷崎潤一郎も愛猫家で知られた。

制作
1956年 / 日本(東京映画)
原作
谷崎潤一郎
監督
豊田四郎
出演
森繁久彌、香川京子、山田五十鈴、浪花千栄子
フィルム
白黒 / 135分 / 35㎜

シネトーク

11月23日(月)10:00~の回

河内 厚郎

河内 厚郎

西宮市生まれ。「関西文学」編集長を2期15年つとめる。現在、阪急文化財団理事、兵 庫 県 立芸術文化センター特別参与 、宝塚市文化財団理事などをつとめ、時事通信の書評を担当。「関西・歌舞伎を愛する会」代表世話人。著書に『淀川ものがたり』 『わたしの風姿花伝 』『 阪神間近代文学論柔らかい個人主義の系譜 』、編著に『手塚治虫のふるさと・宝塚』、有栖川有栖との対談集『大阪探偵団』など。